気づいたときが綴り時

下書きを溜めこまないのが目標。不定期更新

力いっぱい素敵な女性。

 

コメントこそしてなかったけどブログを見てた。

キャスターとしての彼女のことは綺麗な人だと知っているだけ

 

 

この一年で

闘病の日々を綴るようになり  そのなかで見つける幸せを綴り  家族への愛を綴り

 

 

本当に素敵な女性だ、どうか良くなってと思っていた。

人柄を、病気のせいで知った。

 

 

 

 

 

 

6月20日、亡くなる二日前

最後となってしまった記事さえも 画面の向こうの誰かの幸せな1日を願う気持ちで結んでいる。 タイトル「オレンジジュース」 

 

 

 

コメントを残そうとして、

 

いまさら何を書いてもこの向こう側に

あの人はもう居ないんだよな、  と思ったら書けなかった

 

 

 

書くなら今じゃなかった。

この時代なら届くことばもいまとなっては。

 

 

 

 

 

 

 

本当の遠くにいってしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他人のことを思って行動し自分は二の次になってしまう

「いい人」ほど早くに、とはよく聞くし

 

他人に対して理不尽な「ずるい人」ほど

うまく生きてゆけたりするもので

 

 

 

 

闘病中でさえ世の人を救ってきた素晴らしい人を

こんなにもはやく連れていってしまうなんてやっぱり

 

不公平。理不尽だなこの世界

 

 

 

でも だからこそ  天の裁量に頼ってなんかいないで

素敵な人は周りの人が幸せにしてあげなくちゃ

 

 

かみさまが幸せな運命を用意してくれることを期待していないで

 

そばにいる人が

 

理不尽な人なんかよりずっと

幸せにしてあげなきゃいけないんだ

 

 

 

そう思った

 

 

 

 

 

 

身体には辛く、旅だった今も娘として 妻として 母として

もっと、  と思わないはずはないけれど

 

 

 

病気が公になった頃ご本人がBBC寄稿されていたように

 

病におかされたことは人生のごく一部で

力いっぱい幸せに生きていたから

 

 

 

 

幸せな女性だと言いたい

 

心に 留めておきたい。

 

 

 

 

 

彼女が語るはずのことばを代わりに話さなければならない家族を見ていると

やっぱり涙はでる

 

 

 

 

 

この世に残したことばが家族を守ってくれますように

 

 

 

 

 

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力いっぱい素敵な女性  

 

麻央さん おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

My thoughts are with her family and friends.